骨盤をセルフで矯正する3つの簡単ストレッチ公開日:2019年03月10日 最終更新日:2019年03月10日 骨盤のゆがみは、健康面にも美容面にも悪影響を及ぼします。整体などに通ってプロの手で骨盤矯正を受けられればいいですが、費用もかかりますし忙しい人にとっては通う時間を捻出するのも大変です。そこで今回は、自分で骨盤のゆがみを正すことができるストレッチ方法をご紹介していきます。 骨盤がゆがんでいるとどんな症状が出る? 骨盤が歪んでいると、身体的な不調はもちろん、ダイエットなど美容にも多大な影響を及ぼします。骨盤の歪みが原因で出る症状を確認しておきましょう。 肩こりや腰痛 骨盤が歪むと背骨も歪みますし、関節の動かし方もおかしくなります。それが慢性的な肩こりや腰痛の原因になるのです。特に骨盤が後ろに傾いてしまうと、バランスを取ろうとして首が前に突き出てきます。それが猫背やストレートネックといった悪い姿勢を作り出し、首や腰のヘルニアを引き起こすこともあるのです。 下半身の冷えやむくみ 骨盤の周辺には太い血管が張り巡らされているので、骨盤に歪みによって発生した筋肉の緊張から血流が悪くなることがあります。特に下半身の血流が悪くなりやすいので、脚のむくみや足先の冷えなど、女性に多い悩みを発生させます。 太りやすくなる 骨盤が歪むと姿勢が悪くなり、基礎代謝が低下してしまいます。骨盤が後ろに傾き過ぎていると腹筋が上手く使えなくなったり、股関節が外に開いたりします。その結果、お腹、お尻、太ももなどに脂肪がつきやすくなるのです。 骨盤を自分で矯正するストレッチ方法 骨盤の歪みを自分で正すストレッチ方法を3つご紹介していきます。どれも道具が無くても出来ますし、2,3分で出来るのでぜひ毎日の習慣にしてみてください。 足先ワイパーストレッチ 1. 両足を伸ばして座る 2. 肩幅より少し広めに開脚する 3. つま先で弧を描くように脚全体を左右に揺らす 4. 揺らしながら、股関節の付け根を手の指先で軽く押さえる 5. 30秒程度揺らす イスに座った状態でも、床に座った状態でも、仰向けに寝た状態でもできる骨盤のストレッチです。脚全体を揺らしながら手で股関節の付け根を触るのがポイントで、主に足の付け根にある筋肉の緊張が緩和出来ます。足の付け根(股関節の前側)の筋肉がほぐれると、骨盤の前後のバランスが整います。さらに、その部分には太い血管が通っているので、むくみや冷えが酷い方は1日2,3セット取り入れてみてください。 振り子ストレッチ 1. 階段や台の上に横向きで立つ 2. 片足だけブラブラと浮いた状態にする 3. 浮いている方の足を前後にゆっくり揺らす 4. 30秒揺らしたら、向きを変えて逆の足も同様に行う 足を振り子のように動かし、骨盤から股関節についている筋肉をストレッチする方法です。足を前後に揺らすときに、脱力して足の重みで勝手に揺れるようなイメージを持つことがポイントです。特にストレッチが難しい腸腰筋と呼ばれる骨盤のインナーマッスルを伸ばすことができ、骨盤の歪み調整や脚痩せにも繋がります。 お尻のストレッチ 1. イスに座って右足を左足の上に組む 2. 曲がった右膝を両手で抱える 3. 右膝を胸に引き寄せるように持ち上げていく 4. 10秒キープしたら、脚を組み替えて行う 骨盤周りについている最も大きな筋肉である、臀部(お尻)の筋肉をストレッチする方法です。お尻の筋肉が硬いと腰痛になりやすいですし、骨盤も歪みます。大きな筋肉であるが故、硬くなってしまうとことで基礎代謝も大幅に低下します。早く痩せたい方などは、お尻のストレッチを習慣的に取り入れてみてください。 まとめ 骨盤のストレッチをすることで、特に女性が多く抱えている悩みを解決することに繋がります。隙間の時間で出来るストレッチばかりですし、ぜひ毎日の習慣にしてみてくださいね。